Weekly ABC (7/10-7/16)

2021年7月17日 08:00

こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は7月10日から7月16日の書籍情報を元にまとめました。

＊新刊情報

松田青子さん『自分で名付ける』(集英社) が入荷。結婚せずに子どもを産んだら起こった出来事や、無痛分娩のありがたみ、ワンオペ育児の恐怖など妊娠してから約三年間の様々な出来事が詰まった1冊です。(青木)https://t.co/5NaNxGEJuC pic.twitter.com/g6IViPgzg3
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 15, 2021

エドワード・ケアリー古屋美登里さん訳『飢渇の人』(東京創元社) が入荷。著者がテムズ川の泥のなかを漁っているときに生まれた作品『吹溜り』など、書き下ろし6篇を含めた全16篇の短篇集。翻訳された古屋さんのサイン本も販売中です。(青木)https://t.co/M54o7NB64t pic.twitter.com/ouvBJZdqDy
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 13, 2021

多和田葉子さん『溶ける街透ける路』(講談社) が入荷しました。エッセイの元祖モンテーニュ縁のサンテミリオン、神保町を彷彿させる本の町ヴュンスドルフ、腕利きのスリが集まるバーゼル。世界48の町を巡り、”旅する作家”が見て、食べて、出逢って、話して、考えた。51の断章。ぜひ。(神園) pic.twitter.com/jGjshuLQQJ
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 15, 2021

落合陽一さん『半歩先を読む思考法』(新潮社) が入荷。2019年から、長い時間をかけて散文的に書かれた文章を編纂し、過去の自分と対話を重ねることによって、思考のエッセンスとプロセスが凝縮された一冊。ぜひ。(山下)https://t.co/4gIg7wwKkw pic.twitter.com/VWxfknFUdI
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 15, 2021

アラン・バディウ坂口周輔さん訳『非美学への手引き』(水声社) が再入荷。芸術と哲学の関係とは。芸術を真理との関係から問い直し、ダンス、映画、演劇、散文、詩を例に作品でも作者でもなく出来事的な切断によって先導される《芸術的布置》の次元を見定める芸術論。ぜひ。https://t.co/NyQaiSz3fM pic.twitter.com/hcC0hGBrle
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 14, 2021

諸隈元さん『人生ミスっても自殺しないで、旅』(晶文社) が入荷。全財産の40万円を持って当てもなく欧州へ。帰ってきたヴィトゲンシュタイン情報蒐集家兼小説家兼法律事務所アルバイターはなぜ自殺しないで生きのびたのか。ツルツルした理論文学論考から、ザラザラした文学探究の世界へ。ぜひ。(山下) pic.twitter.com/iFVTmsGsfK
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 16, 2021

小泉武夫さん『最終結論「発酵食品」の奇跡』(文藝春秋) が入荷しました。発酵博士の小泉さんが50年のコレクションの中から「くさうま」ベスト17を紹介。「臭い」のイメージが先行してしまう発酵食品ですが、エコで健康だと知ると途端に食べたくなる。発酵の不思議と魅力を味わってください。(石黒) pic.twitter.com/JxYOVhoAGy
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 14, 2021

ジェイムズ・ブリシオーネブルック・パーカースト目時能理子さん中村雅子さん訳『フレーバー・マトリックス』 (SBクリエイティブ)が入荷しました。IBMのスーパーコンピューター「ワトソン」とシェフ。機械と人間が生み出すものは、食材の風味と香りによる新しい料理の組み立て方です。(石黒) pic.twitter.com/M8VlXf5d06
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 10, 2021

『SMITHBOOK 25Life Recipes+50Gin Cocktail Recipes』(トゥーヴァージンズ) が入荷。25名の“現代の職人(SMITH)"たちに、生き様から紐解かれる「人生のレシピ」を伺い、バーテンダー50名がそれに応えて作った「カクテルレシピ」が融合したカクテルブック。ぜひ。https://t.co/EMl4Vmpw8U pic.twitter.com/ex7jneplW6
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 16, 2021

花代さん『花代の世界地下活動半世紀』(河出書房新社) が入荷しました。芸姑の卵である半玉さんから、幻想的な色彩が特徴な写真作品、映像、音楽、インスタレーションなど、国内外でのさまざまな彼女の活動をまとめた1冊となっています。(高橋)https://t.co/Q3bbzSrWnX pic.twitter.com/gXX2noTZDZ
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 12, 2021

『メタモルフォシスリック・ベイカー全作品集』(河出書房新社) が入荷しました。アカデミー賞ではメイクアップ賞を計7回も受賞している映画界の伝説的特殊メイクアーティスト、リック・ベイカーの50年間総110作品にわたる偉業が2冊の本に集約された永久保存版な評伝・作品集です。(高橋) pic.twitter.com/L9m2CzLyLP
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 12, 2021

GPOD『MOGAモダンガールクラブ化粧品・プラトン社のデザイン』(青幻舎) が入荷しています。化粧品会社「中山太陽堂」を親会社として設立された、伝説的出版社「プラトン社」。そこに集った図案家・挿絵画家たちや、意匠部が描いた女性の化粧やファッションのイメージ、デザインを集めた1冊。(高橋) pic.twitter.com/wgdF3cisZu
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 15, 2021

＊今週の出来事

松田青子さんにご来店いただき、サイン本を作ってくださいました。

【サイン本】松田青子さんにご来店頂き、『自分で名付ける』(集英社) のサイン本を作ってもらいました。ぜひ。(山下)https://t.co/FQxSmnmITg https://t.co/h7yoWGvzDr
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 16, 2021

コミックコーナーのフェアが入れ替わりました。

楠本まきさん『線と言葉楠本まきの仕事』(Landschaft) が入荷しました。作家・博物学者の荒俣宏さんほか、詩人、キュレーター、編集者らによる寄稿や、初公開の制作ラフスケッチ、対談、インタヴューなど収録しています。リソグラフ作品とともにコミックフェア棚にて展開しています！(本田) pic.twitter.com/7ORw0l2mmS
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 14, 2021

ビジネス書コーナーのフェアが入れ替わりました。高瀬敦也さんの『企画』(クロスメディア・パブリッシング) は先行発売です。

高瀬敦也さん『企画』(クロスメディア・パブリッシング) が入荷。さまざまなヒット企画を生み出してきた高瀬さんによる、企画とは何かを再定義し、企画とコンテンツの違いから、いかにして企画ができる人になるかをまとめた1冊です。刊行にあわせて高瀬さんによる選書フェアも展開しています。(本田) pic.twitter.com/NuGhSdIiSx
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) July 14, 2021

＊お知らせ

7月18日はビルの点検日なので休業しています。

7月19日(月) 19時より阿部大樹さんと斎藤真理子さんのトークイベントを開催します。同じ新潟生まれであり、翻訳家として活動を続ける、阿部大樹さんと斎藤真理子さんに、ヒッピーについて、翻訳について、当時と現在の世界について語っていただきます。

7月20日(火) 19時より阿部由希奈さんとツレヅレハナコさんのトークイベントを開催します。お二人がふだん楽しむ家カレースタイルや、開放的な気分に浸れる週末の料理時間の過ごし方、忙しいときにうまくのりきるための食事の工夫、はたまたカレーをめぐる旅のお話などフリートーク満載です。

7月22日(木) 18時より福岡伸一さんのトークイベントを開催します。コロナ禍前の2020年、念願の夢だったガラパゴス諸島へ探検に行き、ガラパゴスで目の当たりにした、生命の本来の姿や旅を通じて見えてきた新たなる生命観を貴重な写真や映像を交えて語り尽くします。

＊先週のWeekly ABC

みんなにも読んでほしいですか？

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます！