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Weekly ABC (9/9-9/15)

こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は9月9日から9月15日の書籍情報を元にまとめました。


*今週の出来事

文庫コーナーのフェア棚にて「翻訳者からたどる海外文学フェア」が始まっています!コアな海外文学ファンの方は特に注目です!

*お知らせ

9月17日(日) 14時~本店大教室にて
関直美『彫刻を生きる』出版記念 「美術と彫刻の同時代」
関直美さん × 三田晴夫さん × 宮田徹也さんトークイベント

 関直美氏の『彫刻を生きる』(論創社)の出版記念トークを行います。
 関氏は、多摩美術大学・大学院で彫刻を学び、現代日本木彫フェスティバル大賞受賞、文化庁からアイルランドへ海外派遣など、彫刻家、現代美術作家として国際的に活躍しています。彼女が発表してきた文章と作品をまとめました。内容はアイルランド、インスタレーション、3・11、フェミニズム、ロックアウト、慰安婦など社会問題に関わるものも含めて、読みやすい文章でエッセイ的に記し、カラー図版も多数でアートに関心のある若い人におすすめします。
 他方、毎日新聞の美術担当として有名な三田晴夫氏が、昨年末800頁を超える大著を出版しました。30年の毎日新聞の美術評を網羅したもので、まさに「同時代批評」の集大成です。三田晴夫氏は、関直美の作品を高く評価しており、『彫刻を生きる』には、三田氏による関直美展の評が掲載されています。
 そのため、関直美氏、三田晴夫氏、そして同じくこの本に関直美評を書き、三田氏の著書『同時代美術の見方』の書評を『週刊読書人』に執筆している美術研究・批評の宮田徹也氏の三者による鼎談トーク「美術と彫刻の同時代」を行います。いま、美術は、彫刻は、どうして、どのように面白いのかなどについて語ります。

9月18日(月) 18時~本店大教室にて
『シャープさんのSNS漫画時評 スマホ片手に、しんどい夜に。』(講談社) 刊行記念
山本隆博(シャープさん)トークイベント 聞き手:編集者たられば

Twitter(X)で大人気の企業公式アカウント「シャープさん」初の単著を発売!! 漫画SNS「コミチ」の連載を一冊にまとめました。SNSの「光」と「闇」が広がる現代社会で、「大声を出すことにうんざりしていた」と語る筆者が、毎週毎週紹介し続けた、時に切なく、時に笑える漫画と時評を組み合わせた一冊です。
今回、単著発売を記念してトーク&サイン会イベントを実施。SNSのこと、表現すること、「本」のこと、「漫画」のこと、「書店」のこと、「仕事」のことなどを、「シャープ(山本)さん」に伺います。
(聞き手は本書担当編集者の「たられば @tarareba722 」が務めます)

※『スマホ片手に、しんどい夜に。』を青山ブックセンターでお買い上げの方に、その場で著者がサインいたします(大変恐縮ですがお持ち込みの場合はサインはご遠慮いただきます)。必ずレシートをお持ち下さい。

9月21日(木) 19時30分~本店大教室にて
『ウェルビーイングのつくりかた』刊行記念
『ウェルビーイングのつくりかた』のよみかた
渡邊淳司さん × ドミニク・チェンさんトークイベント

9月21日発売の書籍『ウェルビーイングのつくりかた』の刊行を記念し、著者の渡邊淳司さんとドミニク・チェンさんをお招きして、本書の読み方、楽しみ方、そして本書で照らし出されるウェルビーイングのための3つのデザイン領域「ゆらぎ・ゆだね・ゆとり」とはいかなるものなのか、について語っていただきます。

9月23日(土)14時~本店大教室にて
嶋浩一郎&渡邉康太郎の、一見役に立たない、けれども大事な読書会2023〜第3回「はやいとおそい」

明日すぐ役立ちそうな読書は、かえってすぐに古びてしまうものです。古典、マンガ、学術書や小説など、一見すぐには役立たないように思えるものとじっくり向き合うほうが、むしろしっかり物事を考える力につながるのではないでしょうか。そして、いつかなにかと結びついてピンとくる日、イノベーションにつながる日も、くるかもしれません……。

この読書会では、いつかピンとくるはずの、今すぐには役立たない、ちょっとマニアックなテーマに基づいて、博報堂ケトル代表でクリエイティブディレクターの嶋浩一郎と、Takramコンテクストデザイナーの渡邉康太郎が対談を展開します。テーマに沿って互いに図書を推薦し、プレゼンし合いながら対話と脱線を繰り返す、全3回の読書会イベントです。

本は未読でも楽しめますし、実物を会場で手に取ってみることもできます。もちろん、読了済みの方は、より深く楽しめること請け合いです。

第3回では、テーマ「はやいとおそい」について、嶋と渡邉が本を推薦しあい、対話と脱線を繰り広げます。課題図書は『イームズ入門』、『ネガティブ・ケイパビリティ』、『最長片道切符の旅』、『続・ゆっくり、いそげ』、『無目的』、『歩くひと』の6冊を予定しています。

9月23日(土)16時30分~本店大教室にて
『DESIGN AND PEOPLE|Issue No. 1』刊行記念ABC CROSS TALK 02
「デザインとビジネス、現場の本音。失敗と成功の──」
田川欣哉さん × 岩嵜博論さん × 長﨑陸さん × 大﨑優さんトークイベント

《対話とエセー》『DESIGN AND PEOPLE|Issue No. 1』刊行記念として、クロストークイベントを開催します。デザインとビジネスの現場に、さまざまな形で当事者として関わってきたデザイナー・関係者たちを迎えて、本誌に掲載されている対話やエセーの読み直しを行い、お互いに感じたことを投げかけ、ビジネスシーンにおいてデザインの有効性についての問い直しを行っていきます。トーク後半に、短い時間にはなりますが、来場者の皆様と登壇者との交流会も開く予定です。モデレータ:吉田知哉(本誌編集長)。

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