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青山ブックセンターが出版を開始。第1弾は、発酵デザイナー・小倉ヒラク氏の写真集『発酵する日本』を刊行。 3月5日発売に先立ち、事前予約を受付中。

青山ブックセンターは、出版プロジェクトとして、Aoyama Book Cultivationを立ち上げ、第1弾と して、発酵デザイナー・小倉ヒラク氏の新著となる、写真集『発酵する日本』を3月5日に発売しま す。2月23日から開始した事前予約では、すでに300冊を超えています。

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47都道府県の山、海、島、街を巡り、数百年継承されてきた日本独自の発酵文化にまつわる様々なシーンを切り取った写真を86点収録。日本酒や醤油などおなじみの発酵食品から、宮崎県日南海岸のむ かでのり、青森県十和田のごど、長崎県対馬のせんなど、未知すぎる驚愕のローカル発酵食品まで、 日本の文化の多様性とその土地に生きる人々の営みが垣間見れる写真集に仕上がりました。仕込みの 現場やその土地ならではの景色の写真が多数収録され、旅の臨場感を伝え、日本全国を発酵旅してい る気分にもなれる1冊です。

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今回の出版は、小倉ヒラク氏(著者)、藤原印刷(印刷会社)、青山ブックセンター(本屋)と い う座組での挑戦です。本屋は、通常の書籍販売では、粗利が20%前後と低いことに加え、流通の仕組み上、どうしても受け身の姿勢が強くなってしまう商いです。今回の出版の座組では、誰もが無理や損をすることなく、本屋としても通常の2倍以上の粗利を得ることができます。いい棚を作ることは大前提として、出版を通して、これからの本屋の形の一つとして風穴を開けていきたいと考えてい ます。今後も出版ごとに、色々な座組を組み、その本が1番輝く形を、本屋ならではの本屋からの視点で模索し続けていきます。

※3月3日(火)まで、様々な特典がつく事前予約を、青山ブックセンター本店の店頭 と小倉ヒラク氏のホームページにて受付中です。

『発酵する日本』概要 
著者:小倉ヒラク(発酵デザイナー) 発行:青山ブックセンター デザイン・装幀 竹内宏和(藤原印刷株式会社) 印刷 内山和希・唐澤匡孝(藤原印刷株式会社) プリンティングディレクター 花岡秀明 (藤原印刷株式会社) 製本ディレクション 平澤和紀(藤原印刷株式会社) 営業 藤原章次(藤原印刷株式会社) 定価:本体3,600円(税込3,960円) 発売日:2020年3月5日(木)

著者プロフィール
小倉ヒラク 発酵デザイナー。「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを 目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。東京農業大 学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨の山の上に発酵ラボをつくり日々菌を育てながら微生物の 世界を探求している。アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014を受賞。著書に『発酵 文化人類学』。YBSラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』パーソナリティ。 著書:『てまえみそのうた』 小倉ヒラク&コージーズ 2014 農文協 『おうちでかんたん こうじづくり』 小倉ヒラク&コージーズ 2015 農文協 『発酵菌ですぐできる おいしい自由研究』 小倉ヒラク 2016 あかね書房 『発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ』 小倉ヒラク 2017 木楽舎 『日本発酵紀行』 小倉ヒラク 2019 D&DEPARTMENT PROJECT

主なプロジェクト: アニメ&絵本&ワークショップ『てまえみそのうた』 2014年グッドデザイン賞受賞 ワークショップ『発酵デザイナーのこうじづくり講座』2015∼2017 全国で1000人以上が受講 アニメ『おべんとうDays』東京都美術館おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン 出展作品 2018 コミュニケーションできるぬか床『NukaBot』ドミニク・チェン(仏)ソン・ヨンア(韓)と共作で ミラノ・トリエンナーレ2019に出展 キュレーターを努めた渋谷ヒカリエd47 MUSEUM『Fermentation Tourism Nippon ∼発酵から再 発見する日本の旅∼』 来場者数5万人を記録 2019 4∼7月

メディアなど: YBSラジオ『発酵兄妹のCOZY TALK』甲府の五味醤油の五味兄妹とともにパーソナリティ 雑誌ソトコト『発酵文化人類学』連載中 その他、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、WEBメディアなどに出演・寄稿多数 海外での講演や学会、ワークショップ開催なども頻繁に行っている。