
Weekly ABC (5/7-5/13)
こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は5月7日から5月13日の書籍情報を元にまとめました。
*お知らせ
5月17日(火) 19時から店舗にて『ALIFE 人工生命』刊行記念、岡瑞起さん、安川新一郎さん、高橋祥子さんのトークイベントを開催します。
自然の進化が、多様な生物が、無目的に変化してきたような、終わりなき進化をコンピュータで実現することを目指すALIFE(人工生命)。「生命」の基本的な原則を作り出すことで理解しようとしてきたALIFEは、わたしたちが生きていく中で直面する不安や課題にどのように立ち向かえばいいかを教えてくれます。
本イベントでは、遺伝子の研究から生命原則を客観的に理解した上で、「自分はどうしたいか」という主観的な意志をいかす思考『生命科学的思考』を唱える高橋祥子さんと、機械知性の時代の新しい人間の知性のあり方を「未来思考」として探求、提示されている安川新一郎さんを迎え、ALIFEのビジネス応用可能性について存分に語り合います
5月21日(土) 14時から店舗とオンラインにて嶋浩一郎&渡邉康太郎の、一見役に立たない、けれども大事な読書会〜第二回「悲劇と喜劇」を開催します。
明日すぐ役立ちそうな読書は、かえってすぐに古びてしまうものです。古典、マンガ、学術書や小説など、一見すぐには役立たないように思えるものとじっくり向き合うほうが、むしろしっかり物事を考える力につながるのではないでしょうか。そして、いつかなにかと結びついてピンとくる日、イノベーションにつながる日も、くるかもしれません……。
この読書会では、いつかピンとくるはずの、今すぐには役立たない、ちょっとマニアックなテーマに基づいて、博報堂ケトル代表でクリエイティブディレクターの嶋浩一郎と、Takramコンテクストデザイナーの渡邉康太郎が対談を展開します。テーマに沿って一冊ずつ互いに図書を推薦し、プレゼンし合いながら対話と脱線を繰り返す、全三回の読書会イベントです。
二冊の本は未読でも楽しめますし、実物を会場で手に取ってみることもできます。もちろん、読了済みの方は、より深く楽しめること請け合いです。初回は「手段と目的」がテーマ。ハイブリッド開催ですので、会場でもオンライン配信でもお楽しみいただけます。
第二回では、悲劇と喜劇について、嶋と渡邉が一冊ずつ本を推薦しあい、対話と脱線を繰り広げます。課題図書は『ピダハン』と『夫婦茶碗』の二冊です。
*新刊情報
宇佐見りんさん『くるまの娘』(河出書房新社) が入荷。17歳のかんこたち一家は、祖母の葬儀に向かうため久しぶりに車中泊の旅をする。思い通りにならない親子関係や家族のあり方など、根源にあるものを徐々に引きずり出していく。店頭ではサイン本も販売しています!お求めの方はお早めに。(青木) pic.twitter.com/nwpJc6KEv1
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 10, 2022
大前粟生さん『柴犬二匹でサイクロン』(書肆侃侃房) が入荷。小説や絵本の原作など幅広く活動している大前さんによる初めての歌集です。サイン本のご用意もあるのでお求めの方はお早めに。(青木) pic.twitter.com/EJicTERr7p
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 12, 2022
乗代雄介さん『パパイヤ・ママイヤ』(小学館) が入荷。アル中の父親が大嫌いなバレーボール部のパパイヤと、芸術家の母親に振り回されて育った、写真が好きなママイヤは17歳の夏にSNSを通じて知り合った。二人は週に一回会うようになり、心を通わせる。(青木) pic.twitter.com/jW1qjonhFr
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 10, 2022
万城目学さん『万感のおもい』(夏葉社) が入荷。京都、大阪、家族、色など様々な「おもい」を集めた42篇のエッセイ集です。(青木) pic.twitter.com/ocwRp8pDIu
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『究極のロゴデザイン』(誠文堂新光社) が入荷。ロゴ&マークや展開例だけでなく、ロゴの耐久性や機能性など、ロゴデザインの鍵を握る"フォント"にも着目し、目的に合わせたフォント選びや、オリジナルフォントの設計など、どのようにしてブランドイメージを視覚化しているのか、プロセスを交えて紹介。 pic.twitter.com/OkRZZFliIa
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 10, 2022
室賀清徳さん 監修 西山萌さん 編 グラフィック社編集部 編『来るべきデザイナー 現代グラフィックデザインの方法と態度』(グラフィック社) が入荷。デザイン領域が多様な広がりをみせる現代。独自の活動で注目される若手グラフィックデザイナー約40組の活動を豊富な図版とテキストで紹介。 pic.twitter.com/NxDh4WDPfd
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『i-D: The First Forty Years』(Rizzoli) が入荷。手作業のホチキス留めZINEから始まり、今や世界的に有名なカルチャー雑誌となった「i-D」。ウィンクとスマイルを雑誌のタイトルとし、常に尖り攻めてきた40年間の歴史を10年ごとの章に分け、紙面や表紙をアーカイブした1冊。(高橋) pic.twitter.com/IxSBOvYPuR
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 9, 2022
『WHIZ LIMITED:THE FINEST OF TOKYO STREET』(Rizzoli) が入荷。日本のストリートファッションブランド「ウィズリミテッド」の20年間をまとめた1冊。シーズンのルックやランウェイショーの写真、掲載された雑誌のアーカイブ、様々なアーティストやブランドとのコラボなどが収められています。(高橋) pic.twitter.com/oiRq9rzAeC
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 9, 2022
『グループE』が入荷しました。4年に1度サッカーW杯の年に発行する、もぐこんさん編集による漫画合同誌です。(日本代表の予選グループがタイトルです) 「新しい生活」「自由」をテーマに、もぐこんさんをはじめ、ひうち棚さん、西村ツチカさん、中村一般さんなど8名が寄稿しています。(本田) pic.twitter.com/Psl8ie8NoR
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 10, 2022
平野紗季子さん『生まれた時からアルデンテ』(文藝春秋) が入荷しました。すべての幸福は食から始まる。世界一のレストランから、町の食堂やロイヤルホスト観察記まで。食にまつわる発見と感動を綴る、ミレニアル世代の傑作味覚エッセイが文庫化。ぜひ。(神園) pic.twitter.com/treAnBaTFv
— 青山ブックセンター本店 (@Aoyama_book) May 9, 2022