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Weekly ABC (10/19-10/25)

こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は10月19日から10月25日の書籍情報を元にまとめました。


*今週の出来事

ビジネス書コーナーにて鳥羽和久さん編著『「学び」がわからなくなったときに読む本』の刊行記念選書フェアを開催しています!

入口フェアコーナーにて『メメントラブドール』(筑摩書房) の刊行記念して、市街地ギャオさんによる選書フェアを開催しています!

Aoyama Book Columnが更新されています!今回は文庫コーナーで展開している食エッセイフェアについてです。

*お知らせ

10月27日(日) 14時~店内大教室
『LUMIÈRE』『PRIÈRE』刊行記念
瀧本幹也さん × 須山悠里さんトークイベント

2020年初頭から世界で感染が拡大した新型コロナウイルスによって、瀧本さんも広告の撮影がなくなるとともに、世界各地へ出かけ、大判カメラやさまざまな機材を使って撮影するというようなこれまでの作品づくりができなくなりました。
人と会うことも、撮影することもできない日々を過ごすなかで偶然目にした野に咲く菜の花。瀧本さんはそこに、これまでの作品で表現しようとしてきた宇宙や地球と人間や生命のつながりを見、自然の花や植物に「小宇宙」を見いだしながら『LUMIÈRE』(フランス語で花)シリーズを撮影しました。一方で、同時期に開催された国際写真祭に参加するため京都を訪れた折に人気のなくなった寺院やその庭を歩いて巡るうち、悠久の時の流れに点として存在する自らを感じ取ります。小型カメラを携えてひとりひたすら寺院を歩き、時の流れや生命の循環に思いを馳せながらとらえた作品群が『PRIÈRE』シリーズとなりました。
ゲストには、装幀を担当したデザイナー・須山悠里さんをお迎えします。3年かけて制作された新作への瀧本さんの思いや、デザインや用紙への徹底したこだわり、2週間にわたる印刷立ち会い(!)など、ひとしおの情熱を傾けてつくられた2冊が完成するまでの道のりについてお二方に存分に語っていただきます。

10月29日(火) 19時~店内大教室
『専門家のためのPR戦略』刊行記念
下矢一良さん × 小林正弥さんトークイベント
「専門家がPRの力でビジネスを飛躍させる方法」

著者の下矢一良さんは現在、中小・ベンチャー企業や専門家が経営する会社を専門とするPR会社の代表をしています。独立前は新卒でテレビ東京に入社し、『WBS』『ガイアの夜明け』を制作し、主にベンチャー企業や一流の専門家たちを取材してきました。
下矢さんと対談するのは、600名以上の経営者が集うビジネスコミュニティを主宰するTHE ONE株式会社 代表取締役の小林正弥さんです。小林さんのコミュニティの多くがコンサルタントなどの専門家です。小林さんはこれまで多くの専門家のビジネスを飛躍させる指導に取り組み、圧倒的な成果をあげてきています。また、『自分を最高値で売る方法』など専門家のビジネスを構築するノウハウの詰まった書籍を何冊も出版されています。
そんな「専門家のPRとビジネス」を知り尽くし、圧倒的な成果を挙げてきた両者が、専門家のビジネスを飛躍させるための考え方、メディア出演の獲得法、PRのノウハウなどを、事例を交えて具体的に語り合います。

11月2日(土) 17時30分~店内大教室
ジョー・サッコ『ガザ 欄外の声を求めて FOOTNOTES IN GAZA』(Type Slowly)刊行記念 
早尾貴紀さん × 藤田進さん
「ガザの虐殺と民衆史ーー過去を発掘し未来へとつなげる」

1956年にパレスチナのガザの2つの街、ハーンユ-ニスとラファハで起きたイスラエル軍によるパレスチナ人への大量虐殺事件に着目した著者が、当時も今もほとんど報道されることなく歴史の「欄外」へ追いやられそうな事件を丁寧な取材と迫力ある筆力でで浮かび上がらせる。現在ガザで起きている凄惨な出来事は、この歴史と地続きである。
本書の翻訳・解説を担当したパレスチナ/イスラエル研究の早尾貴紀さんと、『蘇るパレスチナ 語りはじめた難民たちの証言』などの著書があるアラブ近現代史の専門家、藤田進さんに、おふたりのパレスチナ滞在・取材時の現地の人々の声を紹介しつつ、大きな歴史の中での現在のガザの状況、なぜ歴史は繰り返すのか、ガザの過去と現在、そして未来について語っていただきます。

*新刊情報


*先週のWeekly ABC