こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は3月22日から3月29日の書籍情報を元にまとめました。

＊お知らせ

3月31日(日) 18時～店内大教室にて
『人類の会話のための哲学』刊行記念
「〈人類の会話〉をデザインする」
朱喜哲さん × 渡邉康太郎さん トークイベント

ローティ・朱さんの言う「人類の会話」、なんとなく理念としてはわかるけれど、実際の人々のコミュニケーションやビジネスの現場など、さまざまなコンテクストにおいて、どのように実践されるべきなのか、まだイメージがつかない方が多いのではないでしょうか。
「ものがたり」が生まれるような「ものづくり」の取り組みや現象を指す「コンテクストデザイン」を提唱されている渡邉康太郎さんは、そのご著書『CONTEXT DESIGN』でメッセージやテーマの込められた「強い文脈」から読み手が受け取り、また解釈する「弱い文脈」に着目され、人の創造性の高まりや、そのためにあえて誤読を肯定することなど、広くクリエーションの考え方に関して一石を投じられています。
私たちが、何かを生み出し、それを利用したり応答しながら、会話を続け、人類を存続していくためのデザインやコミュニケーション、言葉とは何か。
朱さんと渡邉さんにお話をいただきます。
ローティ、コンテクストデザインに関心のある方はもちろん、クリエイターやビジネスマン、学生、社会人、コミュニケーション、言葉遣い、デザインに悩む全ての人にお勧めする必聴のトークイベントです。

4月6日(土) 16時30分～店内大教室にて
Mikiya Takimoto Works 1998-2023』刊行記念
瀧本幹也さん × 正親篤さんトークイベント

広告写真をはじめ、コマーシャルフィルム、作品制作活動、映画など幅広い分野の撮影を手がけ、さまざまな表現ジャンルをクロスオーバーさせながら、その独自の表現を深化させ続けている写真家 瀧本幹也さん。
その多岐に渡る活動の中でもクライアントワークにフォーカスし、写真家としてキャリアをスタートさせた1998年から2023年までの25年に及ぶ広告の仕事を1冊にまとめた書籍『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』の発売を記念して、刊行記念イベントを開催します。
ゲストにはデザイナー・アートディレクター・プランナー・クリエイティブディレクターとして活躍されている、正親篤さんをお迎えします。
瀧本さんが独立して間もない頃からタッグを組み、広告写真、コマーシャルフィルム問わず、印象的な作品を数多く世に送り出している、まさに名コンビといえる二人。
『Mikiya Takimoto Works 1998-2023』の中にも、「ポカリスエット 2022」「ポカリスエット2023」（広告写真）や、「三井住友銀行　カラフルな人びと。山中翼篇／広田千草篇」（コマーシャルフィルム）など二人が手がけた作品を多数掲載しています。
トークではそういった記憶に残る作品群がどのようにして生まれるのか、その過程についてお互いの視点でお話し頂きます。また各作品にまつわるエピソードやこぼれ話など、制作の舞台裏を垣間見られる貴重な機会にもなるかと思います。
クリエイティブな仕事に関わる方、興味がある方必見の内容です。
奮ってご参加ください。
お待ちしております。

＊新刊情報

＊先週のWeekly ABC