
Weekly ABC (7/23-7/29)
こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は7月23日から7月29日の書籍情報を元にまとめました。
*お知らせ
7月31日(日) 18時から店舗とオンラインにて『怪談未満』刊行記念、三好愛さんのトークイベントを開催します。
本書はもともと、日常にひそむ非日常をちょっと〈不気味〉に描いていこうということで始まった企画ですが、製作途中で三好さんが初めての妊娠出産を経験。結果的に、自分の身体に自分以外の生き物がいることで感じた産むことの〈不思議〉さも綴った一冊となりました。
当日のイベントでは、三好さんと担当編集とともに、そもそもなぜ「怪談未満」というテーマだったのか? 製作途中でそれぞれ感じていたことは? 妊娠出産子育てとイラスト作品を生み出すことの共通点とは? といったことを語っていきたいと思います。
もし、皆さまから「怪談未満」なエピソードもお寄せいただけるようなら、適宜取り上げつつ、話を進めていきたいと思います。皆さんとなんとも腑に落ちない夜を過ごせることを、三好さんともども楽しみにしております。
8月2日(火) 19時から店舗にて歌詩集刊行記念 リアルタイムトークツアー【起】「2022年8月2日のゆべしス」を開催します。
トークイベントの模様の一部は、渋谷のラジオ「松田晋二の渋谷のナイト」(第3水曜/19:05〜)にて後日放送予定。
8月5日(金) 19時から店舗にて『ダイアローグ』刊行記念、石原海さん、渡邉康太郎さん、平岩壮悟さんのトークイベントを開催します。
お二人は『ダイアローグ』をどのように読み、ヴァージルのどこにおもしろさやユニークネスを感じたのでしょうか。異なる視点をもつ両名の対話(ダイアローグ)を通じて、ヴァージル・アブローという唯一無二の「デザイナー」像に迫ります。
8月6日(土)13時から店舗にて第77回「読んでいいとも! ガイブンの輪」特別篇、さらにすごい『「その他の外国文学」の翻訳者』を開催します。
「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊﨑由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪番組、ではなくトークショーです。とびきりのガイブン”目利キスト”である豊﨑さんとゲストが、「これはおもしろい!」「いまが旬!」「読んで損しない!」という一冊をおススメし、魅惑の翻訳小説ワールドへとみなさんをご案内いたします。 今回は特別篇ということで、話題の『「その他の外国文学」の翻訳者』(白水社)にインスパイアされた、「さらにすごい『「その他の外国文学」の翻訳者』」回! トルコ語、アラビア語、チベット語、タイ語、ポーランド語の翻訳者さんをお招きして、ディープな翻訳の世界について語り尽くします。
*新刊情報
滝口悠生さん『水平線』(新潮社) が入荷。硫黄島に暮らしていた祖父母や先祖たちの墓参で訪れたことがある妹に、見知らぬ男から電話がかかってきた頃、兄は不思議なメールに導かれ船に乗った。もういない彼らの言葉が、今も隆起し続ける島から、波に乗ってやってくルルル。https://t.co/tpFMtT84NT pic.twitter.com/XH3eXGbPog
— 青山ブックセンター本店(スタッフ募集中) (@Aoyama_book) July 26, 2022
大前粟生さん『死んでいる私と、私みたいな人たちの声』(河出書房新社) が入荷。恋人からのDVで命を落とし幽霊になった窓子と、幽霊が見える高校生の彩姫による最凶コンビが、悪しき男たちに天誅を下していく怒りの幽霊ヒーロー小説です。(青木)https://t.co/qTIBPjvCnw pic.twitter.com/ro2QJlZZ94
— 青山ブックセンター本店(スタッフ募集中) (@Aoyama_book) July 29, 2022
坂口恭平さん『中学生のためのテストの段取り講座』(晶文社) が入荷。13歳の中学生、アオちゃんから「テスト勉強のやり方がちょっとわからない…」というSOSを受けたお父さんが、「テスト勉強の極意」を皆に伝える1冊です。(青木)https://t.co/nRL7QHcM8V pic.twitter.com/fkM74nGnRX
— 青山ブックセンター本店(スタッフ募集中) (@Aoyama_book) July 26, 2022
『定本 本屋図鑑』(夏葉社) が入荷。2013年に刊行された『本屋図鑑』に収録された内容とあらたに8店舗の新規取材を加え、「本屋さんの歴史」を大幅に改稿し、さらに『本屋会議』から評判のよかった記事を6本加えた大ボリュームの1冊です。(青木)https://t.co/edrqAsxn1V pic.twitter.com/avUra7Tp92
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幡野広志さん『ラブレター』(ネコノス) が入荷。「ninaru ポッケ」で、2018年から続いている幡野広志さんの連載『僕は癌になった。妻と子へのラブレター。』の第1回から第48回までを、写真とともに一冊にまとめた妻と子へあてた48通のラブレター。こちらはサイン本も販売しています。(青木) pic.twitter.com/iL3KgNRKRS
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小谷実由さん『隙間時間』(ループ舎) が入荷。NAOT JAPAN公式HPでの連載が書籍化。20代おわりから30代のはじまりにかけて綴った、日々のあれこれや、心のつぶやき、ご自身で撮った写真もたくさん詰め込まれた1冊です。(青木)https://t.co/oGUv2Xg2Nk pic.twitter.com/q7JHg2DPK5
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J・D・サリンジャー 金原瑞人さん訳『彼女の思い出/逆さまの森』(新潮社) が入荷。留学中にウィーンで出会い、終戦後に再訪した男が行方を探す美少女、謎の女とともに行方不明になった天才詩人の末路など、本国では出版されないままの幻の短篇集です。(青木)https://t.co/1rulUOcriB pic.twitter.com/xGBqCldXYa
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マーク・フィッシャー 大橋完太郎さん 訳『ポスト資本主義の欲望』(左右社) が入荷。大学での最終講義を書籍化。社会主義、コミュニズム、カウンターカルチャーはなぜ失敗したのか。学生たちとの対話から、ディストピアから脱出する道を探ります。ぜひ。(山下)https://t.co/9bS9H56Rpw pic.twitter.com/rnsbi4l18H
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『「写真」 Sha Shin Magazine vol.2 モザイク』(ふげん社) が入荷。毎号テーマを変え日本の写真文化を発信する雑誌の2号目は、問題意識を持ちながら写真を通して表現する写真家たちに着目。それぞれの背景や個性を持つ写真や言葉を断片とし、その集まりをモザイクと捉え、テーマとしています。(高橋) pic.twitter.com/GZF49sr97b
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沖潤子さん『TRULY INDISPENSABLE』『GRIS GRIS』 が入荷。それぞれ布に針目を重ねた作品を制作する沖さんの作品集となっており、「TRULY INDISPENSABLE」は2019年にベルギーにて行われた個展のカタログで直筆サイン入り。「GRIS GRIS」はお守りを主題とした作品がまとめられています。(高橋) pic.twitter.com/GgZj6SEau9
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衿沢世衣子さん『1年1組 うちのクラスの女子がヤバい』『2年1組 うちのクラスの女子がヤバい』1巻 (リイド社) が入荷。入手困難となっていた名作の待望の復刊と、トーチwebでスタートした新シリーズが2冊同時発売です。特典はポストカードと当店限定特典のしおりです。お求めの方はぜひ!(本田) pic.twitter.com/z13eAGkdqh
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よしながふみさん『仕事でも、仕事じゃなくても』(フィルムアート社) が入荷。プロデビュー前の話や、単行本化された全作品について、山本文子さんを聞き手に20時間超におよぶインタビューがまとめられた、初のインタビュー本です。数量限定特典はイラストカードです。(本田)https://t.co/ZbAWoFlZgc pic.twitter.com/gaoRrA4Nqn
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楠本まきさん『KISSxxxx 愛蔵版』1巻 (小学館クリエイティブ) が入荷しました。これまでの単行本では収録されることのなかったイラストやカットに加え、連載誌以外に掲載・発表されたスピンオフ作も収録した愛蔵版です。全3巻で刊行予定です。(本田)https://t.co/PxxgeQnNs7 pic.twitter.com/qfaTEXaXaA
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谷口菜津子さん『うちの猫は仲が悪い』(KADOKAWA) が入荷しました。フミ (10歳メス) とウニ (3歳メス)、まったく性格の違う猫同士がいつか寄り添うことを夢見ながら、少しでも猫たちに好かれたい谷口さんの奮闘ぶりを描いた作品です。サイン本が入荷していますので、お求めの方はぜひ!(本田) pic.twitter.com/ymrM5W2hSY
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燃え殻さん『すべて忘れてしまうから』(新潮社) が入荷。深夜ラジオを聴いた部屋で、祖母と二人きりで行った富士サファリパークで、仮病を使って会社を休んで訪れた石垣島で、ボクが感じたものは希望だったのか―。すべて忘れてしまうからこそ残したい、愛おしい思い出の数々を書いたエッセイ集。(神園) pic.twitter.com/DrMxWiHMEk
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