Weekly ABC (12/14-12/20)
こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は12月14日から12月20日の書籍情報を元にまとめました。
*今週の出来事
ギャラリーが入れ替わりました。
2025年1月7日(火) 17時まで『生活保護特区を出よ。』第4巻 (リイド社)
刊行記念 「生活保護特区資料展」を開催します。
ビジネス書コーナーのフェアが2個所変わっています!店頭でチェックしてみてください!
*お知らせ
12月22日(日) 14時~店内大教室
『生活保護特区を出よ。』第4巻刊行記念
まどめクレテックさんトークイベント
『生活保護特区を出よ。』の第4巻の発売を記念して、著者のまどめクレテックさんによるトークイベントを開催いたします。
本作は架空の日本を舞台に、病気や能力不振により自立困難とされた者を国が保護する区画「生活保護特区」の日々を描く作品です。この国の「見えざる姿」を描く圧倒的リアリティと、貧困・差別・格差の渦中を生きる人々の複雑で繊細なディテールから決して目を逸らさぬ姿勢に貫かれた傑作です。連載開始以来、多くの共感を集め「このマンガがすごい!2023」オトコ編第11位ランクイン、ELECTRONICOS FANTASTICOS! 和田永さんとの対談や、小沢健二さん『追伸 モノクロマティック』へのエッセイ漫画寄稿など、作品・作者ともにますます注目を集めています。今回のトークは、本作に込めた思いや執筆に至った経緯、制作の舞台裏を作者自身が語る初の機会となります。聞き手は同作の担当編集でトーチweb編集長の中川敦が務めます。
12月23日(月) 19時~店内大教室
『アワヨンベは大丈夫』刊行記念
日常のつまずきをバネに書く
伊藤亜和さん × 武田砂鉄さんトークショー
いま注目の文筆家・伊藤亜和さんのエッセイ集『アワヨンベは大丈夫』が晶文社より発売になりました。本書の刊行を記念して、トークイベント&サイン会を行います。トークのお相手は、武田砂鉄さん。ともにエッセイ・コラムの書き手であり、ラジオやspotifyなど音声での活動もされているお二人に、それぞれの文筆スタイルについて、存分に語り合っていただきます。これまでの人生におけるつまずき、痛みなどをバネにする作風の亜和さんと、世にある理不尽に対する違和感をしつこく言い続ける砂鉄さんの対話は、果たしてどこに着地するか? ウェブで日記を書いている人、ブログやnoteに文章を発表している人、zineを作っている人には見逃せないイベントです。ぜひご来場ください。
12月26日(木) 19時~店内大教室
『ひとことで整える ―自分らしく売上とチーム力を上げる言葉の紡ぎ方―』発売記念!×『川原卓巳プロデュースの学校』コラボレーション企画
堤藤成さん × 川原卓巳さんトークイベント
自分らしさを紡ぐ『ひとこと』と『プロデュース』の力
最新作『ひとことで整える』は、言葉を通じて「自分らしさ」を表現し、売上を上げる力やチームの力を引き出す方法を提案する一冊。本イベントでは、この本のエッセンスを直接堤 藤成自身が語るほか、この書籍が生まれる背景にあった『川原卓巳プロデュースの学校』での学びについても触れていきます。
また『川原卓巳プロデュースの学校』とのコラボレーション企画でもあり、本書の中にも登場する、実際に言葉の講義やプロデュースの学校で学んだ受講生のリアルな声もご紹介します。「ひとこと」や「プロデュース」の力により、あなたらしさを感じることができる特別な機会です。
12月28日(土) 18時~店内大教室
『メアリ・シェリー:『フランケンシュタイン』から〈共感の共同体〉へ 』『庭の話』ダブル刊行記念
〈共感の共同体〉はプラットフォーム資本主義を超えられるのか?
小川公代さん × 宇野常寛さん トークイベント
小川公代と宇野常寛は、一見まったく異なるものについて論じています。しかし両者に通底するのは近現代の情報社会や資本主義の中で、どう人間性を回復するのかという問題意識です。言い換えればそれは情報技術に人間が「生かされている」時代をどう乗り越えるかという問題でもあります。『メアリ・シェリー』と『庭の話』。このセッションでは二冊の本を往復しながら、この巨大な問いの答えを出すのではなく、考える手がかりを対話の中で探したいと考えています。二人のアプローチの違いが、予想外の結果を生むのではないか……そんな小さな奇跡を期待したいと思います。