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Weekly ABC (1/25-1/31)

こんにちは、スタッフの青木です。
新刊情報やお店の出来事を紹介するWeekly ABC。今回は1月25日から1月31日の書籍情報を元にまとめました。


*今週の出来事

ギャラリーが入れ替わりました。2月4日(火)17時まで『guinea mate』刊行記念 我喜屋位瑳務ドローイング画・複製原画展を開催しています。

ビジネス書コーナーで安斎勇樹さん『冒険する組織のつくりかた』(テオリア) の刊行記念ミニフェアを開催中です!

Aoyama Book Columnが更新されました!今回は「場所の記憶をめぐるエッセイフェア」の紹介です。

*お知らせ

2月2日(日) 14時~店内大教室
『guinea mate』刊行記念
我喜屋位瑳務さん × ソーシキ博士さんトークイベント

「生きづらい世の中で、自分を救うにはどうしたらいいのか」という問いへのアンサーを、創作人生を賭けて探し求めるアーティスト・我喜屋位瑳務(がきやいさむ)さん。
『guinea mate』は、我喜屋さんによる商業出版として初となるドローイング作品集であり、“生きづらさ”を抱えるすべての人たちのために創り上げた、自分自身の生き方と生活を肯定するためのバイブルです。
今回は『guinea mate』の刊行を記念して、我喜屋さんと交流の深いソーシキ博士さんとの対談トークイベントを開催。
アニメイターになる以前から、我喜屋さんのファンだったというソーシキ博士さん。そんなソーシキ博士さんに、我喜屋さんがアニメ化の仕事の相談をしたことがきっかけでおふたりの交流が始まりました。
今では月に2~3回、LINEで長時間やり取りする仲だという我喜屋さんとソーシキ博士さんに、改めて『guinea mate』のテーマでもある“生きづらさ”についてお話いただきます。

2月2日(日) 18時~店内大教室
『明るくていい部屋』・『なめらかな人』刊行記念 特別対談 
金川晋吾さん × 百瀬文さん
「人は変わる、関係も変わる。家族的なるものの実践」

金川晋吾さんの『明るくていい部屋』は、アーティストの百瀬文さんと斎藤玲児さん、森山泰地さんと作者自身による、2019年から現在までの共同生活を、118点の写真と2万5千字の文章とともに綴ったドキュメンタリーです。血縁や婚姻関係のような一対一ではない他者との暮らしを実践しながら、新たな「家族」像が現在進行形で構築されていくようすが、透明感のある写真と実直で素朴な言葉で語られています。
百瀬文さんは、社会に潜む権力構造や、コミュニケーションやジェンダーの問題を、映像作品やパフォーマンス作品をを通して社会に問いかけるアーティストです。エッセイ集『なめらかな人』では、自身の欲望と社会の見えない規範と向き合いながら、身体を通した切実な言葉で日々を描いており、そこには自身が営む共同生活についての文章も含まれています。
もともとは「性愛的な」関係から始まった金川さんと百瀬さんの関係性は、共同生活を経てじょじょに変容し、性的な欲望が介在しない「家族的な何か」になっていったといいます。その二人の関係性は一言では語れず、未来に変化していく可能性を包含しているように見えます。
そんなお二人に、「家族」観やパートナーシップへの意識や、言葉を用いて表現することについて、縦横無尽に語っていただきたいと思います。

2月3日(月) 19時~店内大教室
フィクションが描く新しい人間像 ~テクノロジー/フィクション/人間~
――『擬人化する人間--脱人間主義的文学プログラム』(朝日新聞出版) 刊行記念
藤井義允さん × 宮本道人さん × 長谷川愛さんトークイベント

藤井の『擬人化する人間』では、純文学におけるSF的要素、テクノロジーの扱い、ジェンダーの描き方などが分析され、われわれの人間観が変容してきたことが可視化されている。 SF、テクノロジー、ジェンダーといったトピックをふまえて作品制作を行ってきた長谷川・宮本は、これをどう読んだのか。
自分の「人間」らしさを確信しない3人が語り合う、『擬人化する人間』刊行記念トークイベント。

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